2025 Fall Winter Collection / September Delivery 02


Kid Mohair Jacquard Sweater
Kid Mohair Jacquard Cardigan
毎シーズン展開してるジャガードモヘアセーターとカーディガン。今シーズンはマン・レイの1920年代に製作された映像作品の一瞬を切り抜いたような抽象的なグラフィックをモノトーンで落とし込みました。素材には、細くしなやかで光沢感のあるスーパーキッドモヘアを主原料とし、毛足のあるタムタムヤーンを採用。ボリューム感と保温性を兼ね備えたニットに仕上げました。前シーズンに引き続き、ゆったりとしたリラックス感のあるシルエットに。カーディガンのフロントには、YOKEの刻印入りの貝ボタンを使用しています。

Nylon Puffer Blouson
中綿にプリマロフト・ゴールドを使用したナイロンブルゾン。プリマロフトとは、羽毛に代わる高機能な人工中綿素材で、羽毛のような軽さと暖かさに加え、撥水性や、濡れても保温力が落ちにくい機能性、さらに洗濯機で洗えるメンテナンス性の高さが特長です。中でも「プリマロフト・ゴールド」は最高グレードに位置付けられ、繊維が非常に細かく、特に圧縮性と保温性に優れています。表地には、ナチュラルな小ジワを加えたナイロン素材を使用し、撥水加工を施しました。さらに製品洗いとタンブラー仕上げを加えることで、縫い目にパッカリングを生ませ、ふくらみと表情を持たせました。フロントは、前立てを設けることでファスナーが隠れる仕様にし、ディテールを抑えたミニマルな印象に。裾にはドローコードを配し、シルエットの調整も可能です。


Wool Gabardine Double Breasted Jacket
Wool Gabardine 3Pleated Wide-Leg Trousers
定番のウールギャバジンを使用したダブルジャケットとトラウザーズ。2/60番手のオーストラリア産ウールを高密度で織り上げたギャバジン生地は、ハリ感とドライな質感、そしてしなやかさを兼ね備えており、通年での着用に適した素材感です。ジャケットは、着丈と身幅にゆとりを持たせたボックスシルエットで、ボタンは下前身頃のみに配置。ミニマルで洗練された印象に仕上げています。トラウザーズは、裾幅を広めにとったバギーシルエット。フロントループには3つのタックが重なるようにデザインされており、立体感とアクセントを加えています。

Wool Melton Stand Collar Zip Blouson
SUPER140'sウールメルトンを使用したジップブルゾン。SUPER140'sウールは、繊維が非常に細く、チクチク感が少なく、カシミヤに匹敵する滑らかな肌触りが特徴的です。重厚感はありながらも軽やかな素材感で、ストレスなくご着用いただけます。24FWモデルをベースに、袖下のファスナーや後ろ身頃のタブ・ボタンを排除し、よりミニマルでクリーンな印象にアップデート。袖口と裾にはドットボタンを配し、シルエットの調整が可能な仕様に仕上げています。首元は2WAY仕様で、ジップを閉じればスタンドカラーに、開ければ大きめのオープンカラーとしても着用でき、スタイリングに幅をもたせています。

Connected Military Blouson
M-65 FISHTAIL PARKAとキルティングライナーが再構築されたミリタリーブルゾン。マン・レイのシュルレアリスム作品に着想を得て、異なるアイテムの組み合せを構築したデザインに落とし込みました。M-65をブルゾン丈にカットし、下からキルティングライナーがのぞく仕様に。袖も解体し、ライナーと縫い合わせることであえて余りを生み、違和感を待たせました。素材はオリジナルのミリタリースペックに忠実に構成。M-65側には撥水加工を施したコットンナイロンポプリンを、ライナー側には中綿入りのナイロンタフタを使用。ライナー側のポケットも使用可能です。
Photography by Shuhei Kojima
Styling by Daichi Hatsuzawa
Hair by Yu Nagatomo
Make up by Suzuki