2026 Fall Winter Collection / #05
ウールカシミヤのハードメルトンを、リバー縫製で仕立てたバルーンシルエットブルゾン。高密度に織り上げた生地を、起毛せず縮絨のみで圧縮することで、カシミヤ特有のなめらかさと光沢、フォルムを保つ力強いハリを引き出しました。ドロップショルダーとゆとりのある身幅、裾に施した深いタックが、ジャン・アルプの作品を思わせる有機的で立体感のあるシルエットを形成。襟先から裾まで配したダブルジップにより、スタンドカラーとオープンカラー、異なる表情で着用いただけます。
バルーンシルエットブルゾンと同じく、ウールカシミヤのハードメルトンをリバー縫製で仕立てたダブルブレストオーバーコート。肉厚な生地でありながら、裏地を省くことで、重厚な佇まいに反する軽やかでやわらかな着心地を実現しました。クラシックなダブルブレストをベースに、ボタンの配置やラペルの幅を現代的に再構成。ゆとりのある身幅から裾へと優雅に広がる、オーバーサイズシルエットに仕上げています。
顔料コーティングを施したバッファローレザーのジャケット。下地を染色した水牛革の表面に顔料を塗り重ねることで、長年着込んだようなひび割れを表現しています。下地と表面の顔料に色差をつけることで、ヴィンテージ感のある表情と奥行きのある色合いに仕上げました。印象的な大型の腰ポケットは、上部とサイドの両方からアクセスできる仕様。フロントには隠しドットボタンとIDEAL社製の逆開ファスナーを採用し、袖口も隠しドットボタン仕様にすることで、ミニマルな印象に仕上げています。身頃の裾に2本のタックを入れることで丸みのあるシルエットを形成し、ベルトタブでさらに絞ることも可能です。
ウールの変形ヘリンボーンツイードを使用した、バルマカーンコートとフロントジップブルゾン。紡毛糸を用いたドビーヘリンボーン組織で、タテ糸に同色の双糸、ヨコ糸に杢糸を使用することで、奥行きのあるメランジ調の色彩を表現しました。リファイン加工を施し、重厚な佇まいに反した、しなやかでソフトな風合いに仕上げています。
コートは、曲線的な比翼の奥からレザーがのぞくデザインが特徴。身幅と袖幅に大胆なゆとりを持たせ、ラグランスリーブによってボリュームがありながらも洗練されたシルエットを形成しています。襟元には、片面をレザーで仕立てたチンストラップを備えています。
ブルゾンは、しなやかなレザーの襟と、短めの着丈によるコンパクトなシルエットが特徴。長めの玉縁ポケットをアクセントに、裾のゴムギャザーで立体的なフォルムに仕上げました。フロントはダブルジップ仕様です。
レーヨンポリエステルの起毛ツイルを使用した、ダブルブレストジャケットと2タックイージートラウザーズ。光沢を抑えたポリエステルとレーヨンを高密度に織り上げ、表面を起毛させることで、ぬめりのある滑らかな風合いと美しいドレープを引き出しています。
ジャケットは、全体にゆとりを持たせたボックスシルエット。裏地を省いた一重仕立てにより、カーディガンのような軽やかな着心地に仕上げました。腰のパッチポケットと胸の両玉縁ポケットの組み合わせがアクセント。ブランドロゴを刻印した水牛ボタンを使用しています。
トラウザーズは、太すぎず細すぎないバランスの取れたストレートシルエット。フロントの深い2本のアウトタックが、腰まわりに上品なボリュームと立体感を与えます。ウエストには太めの平ゴムとスピンドルを内蔵し、ベルトレスでも快適に着用できます。
Photography by Kodai Ikemitsu
Styling by Ryoji Morishita
Hair by Chihiro, Tsubasa
Make up by Suzuki